JETプログラム任期終了者と知事との意見交換会
二瓶:これから意見交換会全体会を開始いたします。
(通訳入る)
二瓶:まず、始めに、簡単に意見交換会の要旨説明をいたします。
(通訳入る)
二瓶:今回このような意見交換会を開催するのは、「福島県の未来を担う人材」である福島の子供たちの教育の改善のために提言をJET青年から頂くことにあります。JET青年が福島での教育に携わった経験を生かして、自国と福島県の教育事情の違いなどを比較しながら、福島県の教育改善のために忌憚のない意見を頂ければと思います。
(通訳入る)
二瓶:次に、会に先立ち、今日ここに出席の方々をご紹介いたします。最初に県の幹部の方々をご紹介いたします。
班级特色
(通訳入る)
二瓶:Mr. Eisaku Sato(Governor), Ms. Yukiko Susa(Chairperson of Board of Education) Mr. Takashi Tomita(Superintendent of education),Mr.Masayuki Anazawa (Director General, Office of the Governor),Mr. Yoichi Noji(Director General of General Affairs Department),Mr. Masao Uchibori(Director General of Planning and Coordination Department)その他、側面に教育庁幹部の方々、後部にその他の県側出席者の方々にご着席いただいております。次に、JET青年の代表者の方々をご紹介いたします。今回、ここに出席しているJET青年は、今月または来月で任期が終了する、福島県内の小・中・高に配置になっている英語指導助手または国際交流員の方々です。では、各グループのリーダー、アシスタントリーダーを紹介します。Group A Leader 福島県 Mr. Ryan McDonald, Assistant leader 福島県 Mr. Iain Picken. Group B Leader いわき市 Mr. John Loynes, Assistant leader 川俣町 Ms. Michelle Spezzacatena. Group C Leader Leader 山都町 Ms. Allison Marguerite Shelling Assistant leader 飯舘村 Ms. Samantha Gabrielle Sharples なお、JET青年の座席は、GroupAは左側、GroupBが中央、GroupCが右側になっております。
南海泡沫事件
そして、司会進行は、私、教育庁企画学力向上グループ指導主事の二瓶晃一が勤めさせていただきます。
(通訳入る)
次に、この会の進め方を説明致します。今回、テーマを3つに分けました。「日本の教育制度に求めること」、「福島の学校に求めること」、「福島の子供や学校に求めること」に着いてです。前半の分科会では、Group Aが「日本の教育制度に求めること」を中心に話を進めました。
この全体会では、まず始めに、Group Aから分科会で取りまとめた提言を話してもらい、その後、ここにいらっしゃる皆様から意見を頂きたいと思います。次に、Group B,Group Cも同様に進めて行きたいと思います。皆様から、有益かつ建設的な意見をどしどし出していければと思っています。なお、意見を言うときには挙手していただくようお願いします。また、司会の私が、意見をお願いする場合もありますので、積極的に発言していただければと思います。
(通訳)
では、グループAのリーダーライアンさんお願いします。
Group A(Leader:Ryan McDonald)
(通訳)まず、始めに私達の良いと思ったところからお話しして行きたいと思います。
(通訳)私どものほうからフィードバックをお取りいただくという機会をとって頂いて教育に携わるみなさまの強い情熱を感じさせるもので非常に嬉しく思いますし、また、驚きをもってこの機会をとらえております。そして、常に自分を向上させようと努力することが福島の教育の水準を高く保っていく秘訣だとおもいます。
(通訳)ネイティブスピーカーの人から直接英語を習うということは素晴らしいことだとおもいます。私達が高校生の時にはそういった機会に恵まれませんでした。
(通訳)教員のみなさんと生徒との関係がとても緊密なものだと感じています。
(通訳)私達の国では、教科書というものを使い回しをするんですね、日本の高校では毎年新しいものに取り替えていただけますので、新しい物が使えるという点でいいことだとおもいます。
(通訳)生徒さん達はいつも必要なときに何か相談事をもちかけることができると思っています。
(通訳)学生の皆さんは情報源として、学校の図書館や大学準備のための予備室みたいなものを使うことができてこれもいいことだとおもいます。
(通訳)高校の英語教員の方の英語レベルは非常に高いと思います。彼らとコミュニケーションをとることは、全く問題ないと思っています。
(通訳)学校と地域社会との関係ですけれども、文化祭などが行われて地域の方が参加できるということでとてもよい関係にあります。
不给糖果就捣乱
刘忠富(通訳)学校の部活は素晴らしいと思います。単にスポーツを学ぶのではなく、生き方、生活の仕方について学ぶ機会だとおもいます。私どもが派遣されました高校の先生達は、非常に教育に対して生活に対して時間を割いて接してくれていると思います。すべての先生方が自分の時間を惜しんで接していると思います。
(通訳)それから、ご批評させていただきたいのといくつかの提案を申し上げたいと思
います。
(通訳)日本における英語教育の大きな流れとして存在するのが受験英語だと思います。生徒さん達は、非常に多くの文法事項を学ばなければなりません。なかには、古典的になってしまった文法事項もあります。確かに、文法というのはよい英語を話すためには必要なことだと思うのですが、もっと勉強を続けていったその先で勉強をなさってもいいのではないかと思います。
(通訳)今の英語教育が必要なのは、文法事項を徹底的に学ぶことよりもむしろリスニング、スピーキングに重点的を置かれたほうがよいと思います。ぜひ、福島県が先頭に立っていただいて、受験というシステムを変える方向にもっていってもらえないでしょうか。
(通訳)ぜひ、日本人の英語教員についていかにALTを活用していただくか、明らかな方向付け指導をぜひしていただきたいとおもいます。ティームティーチングという英語の教え方の中で、なかにはすばらしく教え方を心得ている方もいらっしゃいますが、また、それとは半面に5分間授業の冒頭に何か発言させて、その後は日本語で英語の授業
が行われるわけですが、その後は私たちは座りっきりという事があります。
(通訳)ご提案をしたいこととしまして、ALTの人たちの授業のない時間をJTEの教員養成機関などでの時間に是非活用していただけないかとおもいます。
(通訳)時々、私たちは時間が多くてもったいないという気持ちがします。例えば、試験の期間は授業をしないので、教員室にいて日本語を勉強をしていなさいと言われてしまいます。
(通訳)私達の国では、職場にきているのに何もしないでいるというのは奇妙に感じることなんです。
(通訳)そうした自由な時間があればどうしたらいいのかなと、例えば、他の学校のALTを訪問させていただいて、生徒の前で実際に会話をする。そうすると、ネイティブの人が二人いるわけですから自然なネイティブの会話を目にすることができる。その他にも、地域にでていって、自治体の英語教室を行ったり、また、病院、消防学校、警察、救急車の隊員の方々に英語を教えたりすることも可能だとおもいます。それから、モデルリーディングとして、テープを作ることもできると思います。
(通訳)私自身のことになってしまいますが、消防学校に時々派遣していただいていまして、それは素晴らしいことだとおもいます。
(通訳)また、どこかに旅行させてもらって、掲示板のような物を作りまして、私達が行ってきたところ見てきたところについて生徒達に話をするということも可能なのではないでしょうか。外国人が英語を教えるという事はもっとも効果的なことだとおもいます。
甘蔗种(通訳)ただし、それは一つの学校で一貫してALTが教えるというのが最も効果が発揮されるとおもいます。一週間単位で、複数の学校にいくというよりもずっと効果があるとおもいます。
(通訳)そして、小さなクラス運営をお勧めいたします。あるいは、習熟度別でもよろしいのではないでしょうか。例えば、私の気にいっているクラスは、オーラルコミュニケーションのクラスで生徒の数は10人またはそれ以下でそこに来る生徒さん達はリラックスしてたくさん話してくれるのです。
(通訳)ぜひ、提案なのですが、イングリッシュルームのようなものを作らせていただいてはどうでしょう。英語圏の文化、いろいろなものを飾ったりして生徒さんが入ってきたときになにか違う文化にいるような気がすると思うんですね。そこでは、書いたり、文法事項を勉強するという事ではなく、新たな文化的な発見があるのではないかと思うんです。
(通訳)それから、複数の学校に派遣されるという事について。ALTがどのようなことをしているのか評価、調査していただきたいとおもいます。私は、工業高校、農業高校に行く事があります。そこの生徒さん達は、卒業を英語を必ずしも使う環境にないとおもいます。そこでのALTの仕事はもしかすると効果がないよものになってしまうかもしれません。
(通訳)おそらくそのような学校のターゲットは、もっと実際的な英語を学んでもらうということになさってはいかがでしょうか。例えば、仕事に就いた時に使われると思われる英語を学ぶとか。
(通訳)私達が思うには、英語のスキルの要素、リスニング、スピーキング、ライティ
想念的短句
ングこれをもっとバランスよく配分して、勉強してもらったらどうでしょう。
(通訳)確かに私達は、新しい英語教育についてのアイディア、それからいろいろな試験的な試みが行われていることを存じております。しかしながら、それが実際に実施されているかというとそれはそうではないと思うんですね。英語教育の四つのスキルをバランスよく学んでもらうことが必要だとおもいます。例えば、文法的なことを理解している生徒が、誰がゲームに勝ったの、誰が試合に勝ったのという質問に答えられないという事が不思議な気がします。
切削液废水处理(通訳)それでは、不思議だなと思ったことを発表します。生徒さんのしつけ、授業態度ですけれどもわりとレベルの高い学校は問題ないのですが、そうでない高校に行きますと、「きりつ」という前に10分間すぎてしまう場合があるんです。そういう学校では、生徒さんあるいはクラスルームをコントロールするということに時間をかけすぎてものを教えるという段階ではないような気がしてしまいます。