1991年日语能力考试2级真题及答案(全)
文字.語彙
(100点35分)
問題Ⅰ次の文の下線をつけたことばは、どのように読になすか。その読に方をそれぞれの
1、2、3、4から一つ選びなさい。
問1天気①予報によれば、来週の日本②列島は、③全国的に④晴天が⑤続くそうです。
(1)予報1.よほう2.ようぼう3.よぼう4.ようほう
(2)列島1.れつどう2.れいとう3.れんどう4.れっとう
(3)全国的1.ぜんくにてき2.ぜんこくてき3.せんごくてき4.せんぐにてき
(4)晴天1.せいてん2.せいでん3.しょうてん4.しょうでん
(5)続く1.ひらく2.つづく3.かわく4.うごく
問2このたなに①並んでいる②商品は③全部、④四割引きになっている。
(1)並んで1.えらんで2.ならんで3.つかんで4.たのんで
(2)商品1.しょうひん2.せいひん3.しょうしな4.せいしな
(3)全部1.ぜんぶ2.ぜんぶん3.せんぶ4.せんぶん
(4)四割引き1.しわりびき2.よわりひき3.よつわりびき4.よんわりびき
問3この①箱の中の②お菓子を一人に十個ずつ③渡してください。そして、④余ったら、
⑤戻してください。
(1)箱1.かご2.かん3.はこ4.はん
(2)お菓子1.おかき2.おもち3.おやつ4.おかし
(3)渡して1.わたして2.おとして3.かして4.だして
(4)余ったら1.のこったら2.しまったら3.あまったら4.くばったら
(5)戻して1.さがして2.はなして3.かえして4.もどして
問4このような①服装が若者の間で②急速に③流行した④最大の⑤原因は、テレビの
⑥普及によって情報が同時に全国に伝わったからであろう。
(1)服装1.ふくしょく2.ふくそく3.ふくそう4.ふくしょう
(2)急速1.きょうそく2.きゅうそく3.きょうそう4.きゅうそう
(3)流行1.りゅうこう2.りょうこう3.りゅうぎょう4.りょうぎょう
(4)最大1.さいたい2.せいたい3.さいだい4.せいだい
(5)原因1.げにん2.げんいん3.げいいん4.げいん
(6)普及1.ふきょう2.ふっきょう3.ふっきゅう4.ふきゅう
問題2次の文の下線をつけたことばは、どのような漢字を書きますか。その漢字をそれぞ
れの1、2、3、4から一つ選びなさい。
問1①ざっしを②はっかんするにあたって、名前を③いっぱんから④ぼしゅうすることにした。
(1)ざっし1.草誌2.草紙3.雑誌4.雑紙
(2)はっかん1.初巻2.初刊3.発巻4.発刊
(3)いっぱん1.一販2.一帆3.一般4.一版
(4)ぼしゅう1.募収2.募集3.慕収4.慕集
問2女性の①こうがくれき化や民主主義の発展により、②せいべつにとらわれることなく、
社会の③しんしゅつする女性が④ふえてきた。
(1)こうがくれき1.高学歴2.高学暦3.広学暦4.広学歴
(2)せいべつ1.性列2.性例3.性別4.性分
(3)しんしゅつ1.新出2.侵出3.浸出4.進出
(4)ふえて1.加えて2.増えて3.富えて4.豊えて
問3機械の①せいのうが高度化してくると、人間はそれらを使いこなすために②たえず勉
強を続けなければならず、ますます③いそがしくなっていきます。人間の生活を楽にするため
に発明されたはずの機械のせいで、④ぎゃくにいそがしくなるというのは、実に⑤ひにくな話で
す。
(1)せいのう1.製能2.性能3.精脳4.制脳
(2)たえず1.多えず2.堪えず3.耐えず4.絶えず
(3)いそがしく1.忘しく2.亡しく3.忙しく4.乏しく
(4)ぎゃくに1.対に2.逆に3.反に4.返に
(5)ひにくな1.皮肉な2.否肉な3.非肉な4.比肉な
問4父は①しゅじゅつのあと、病気も②じゅんちょうに③かいふくしている。しかし、まだ医者
に④きんえんを⑤めいじられている。
(1)しゅじゅつ1.主述2.主術3.手述4.手術
(2)じゅんちょう1.順調2.順張3.準調4.準張
(3)かいふく1.回複2.回復3.解複4.解復
(4)きんえん1.嫌炎2.禁炎3.嫌煙4.禁煙
(5)めいじられて1.名じられて2.命じられて3.令じられて4.告じられる
問5この食品は、①かいふう後は、お早めにお②めしあがりください。
(1)かいふう1.改封2.回封3.解封4.開封
(2)めしあがり1.飯上がり2.召し上がり3.招し上がり4.食し上がり
問題3次の文のの部分の入れるのに最も適当なものを、1、2、3、4から一つ選び
なさい。
(1)子どもたちはその日がくるのをを長くして持っていた。
1.耳2.首3.手4.心
(2)車が多くあぶないから、もっと道のを歩きなさい。
1.まわり2.はし3.かど4.となり
(3)真の国際交流とは何かを考えなければならないにきている。
1.期間2.期限3.時間4.時期
(4)相手の意見をして、私たちはこの計画を変えた。
1.尊敬2.敬意3.尊重4.貴重
(5)交通事故がふえているので、を立てなければならない。
1.手段2.傾向3.対策4.設計
(6)このホテルはが良いので、お客は満足しているようだ。
1.サービス2.チッブ3.リズム4.スピード
(7)私はうすいお茶よりお茶のほうが好きだ。
1.つよい2.こい3.おもい4.ふかい
(8)彼は顔がから、彼に頼めばいい人を紹介してくれるだろう。
1.大きい2.太い3.多い4.広い
(9)今、そこの駅前で田中さんに会った。
1.ときどき2.たまに3.つい4.ばったり
(10)試験に落ちたからといってしないでください。
1.がっかり2.しっかり3.すっかり4.うっかり
(11)よごすのだから、子どもに高価な服は必要ないだろう。
1.どうか2.どうにか3.どうせ4.どんなに
(12)目が痛かったので、しばらく目をいた。
1.さげて2.しめて3.とじて4.とめて
(13)この仕事は私にください。
1.働いて2.引き受けて3.役立って4.任せて
(14)このテープレコーダーは電池がいて、動かない。
1.きれて2.たまって3.とまって4.おくれて
(15)食べたら歯をみがく習慣をものだ。
1.もらいたい2.とりたい3.つけたい4.したい
問題4次の(1)から(10)は、ことばの意味を説明したのです。その説明にあうことばを1、2、
3、4から一つ選びなさい。
(1)自分のきょうだいのむすこ。
1.おい2.めい3.まご4.いとこ
(2)手紙や証明書などを数えることば。
1.本2.便3.通4.冊
(3)人となかよくつきあっているようす。
1.はずかしい2.したしい3.うつくしい4.くやしい
(4)以前のことを思い出して、心がひかれる気持ち。
1.うらやましい2.のぞましい3.なつかしい4.たのしい
(5)何かをしても、それが役に立たないこと。
1.不要2.不足3.むり4.むだ
(6)正しくととのっているようす。
1.さっぱりと2.きちんと3.かちんと4.すっきりと
(7)申し訳なかったと、あやまる。
1.ことわる2.わびる3.しかる4.とがめる
(8)本当に正しいかどうか、もういちど調べる。
1.あてる2.みとめる3.まよう4.たしかめる
(9)仕事がなくなってひまになる。
1.手があく2.手がたりない3.手がかかる4.手がきれる
(10)仕事をはなれて、心を楽しませるためにすること。
1.オートメーション2.コミュニケーション
3.レクリエーション4.デモンストレーション
読解.文法
(200点70分)
問題Ⅰ次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。答えは、1、2、3、4から最も適当なものを一つ選びな
さい。
私たちが物を食べたとき、その前と後で私たちの体重はどのように変化するのだろうか。例えば、いま100g
のくだものを食べたとして、体重は何グラムふえるだろうか。答えは100gである。あたり前じゃないかと怒っては
いけない。それは食べたすぐ後の話なのだ。では、食べてから時間がたったらどうなるだろうか。
今から380年ほど前、あるイタリアの学者が、食べ物の重さと体重の関係を知るために、自分の体を使っ
て体重の変化をこまかく調べた。まず、人間が乗ることのできる大きなはかりを特別に作り、その上に何日間
もすわりつづけて、①食べたり飲んだり、大便や小便をしたりした。そして、そのたびに体重の変化をていねん
に計って調べたのである。
最初、その学者が考えたのは、食べたり飲んだりした物の重さから、外に出した大便や小便の重さを単純
に引き算した分だけ体重はふえるだろう、ということだった。ところが、実験をしてみた結果、(A)彼が考えてい
たほど体重はふえなかったのである。彼は実験に間違いがあったのかもしてないと思って何回もやりなおしてみ
たが、結果はやはり同じだった。彼は②困ってしまった。おそらく、食べ物や飲み物の一部は、何か目には見
えない物となって体の外へ出て行ってしまったのだろう、結局、彼はそう考えた。そう、彼は③間違っていなかっ
た。
では、④その目に見えない物となって出て行ったのは何か。一つは汗である。人間の体からは、たとえじっと
していても、一日に1kg近くの汗が外に出ていく。この汗のことについてイタリアの学者も考えていた。もう一つ
は息を吐くときに出る炭酸ガス、つまりCO2だ。⑤これは彼の時代よりずっと後になって、あるイギリスの学者
が調べたことだが、体重68kgの人は一日に約0.7kgの酸素(O2)を取り入れて約0.82kgのCO2を出し
ているという。つまり、人間の体重は、呼吸をするだけで、一日に約0.12kgずつへっていくことになるわけであ
る。
大変な苦労をして実験をした⑥学者も、残念ながら、⑦このことにまでは気がつかなかった。そのころは、
空気はただ空気とだけ考えられていて、O2やCO2などいろいろな気体からできているとは考えられていなか
たからである。
(参考:左巻恵美子「人間の体重24時間」「たのしい科学の話」新生出版)
問(1)①「食べだり飲んだり、大便や小便をしたりした」とあるが、だれがそれをしたのか。
1.実験をたのまれた人2.実験を手伝った人
3.実験を見ていた人4.実験をした人
問(2)②「困ってしまった」とあるが、なぜ困ってしまったのか。
1.計算するのが大変だったから。
2.期待どおりの結果が出なかったから。
3.実験に間違いがたくさんなったから。
4.何日間も動くことができなかったから。
問(3)③「間違っていなかった」とあるが、何が間違っていなかったのか。
1.彼が考えたこと
2.彼が困ったこと
3.彼が怒ったこと
4.彼が気がつかなかったこと
問(4)④「目に見えないもの」とあるが、それは何か。
1.食べ物や飲み物2.大便や小便3.汗とCO24.気体とO2
問(5)⑤「これ」に含まれる内容として適当なものは、次のどれか。
1.イタリアの学者が考えたこと
2.1日に約1kgの汗が外に出ていくこと
3.O2を取り入れ、それ以上の重さのCO2を出していること
4.体重68kgの人は体重がふえつづけること
問(6)ここで⑥「学者」というのは、何を調べようとした学者のことか。
1.食べ物と体重の関係
2.呼吸と体重の関係
3.CO2とO2の関係
4.汗と呼吸の関係
問(7)⑦「このこと」とは何のことか。
1.体重68kgの人は体重が少しずつへること
2.私たちのまわりには空気があること
3.呼吸をするだけで体重がへること
4.空気がただの空気であること
問(8)(A)「彼が考えていたほど体重はふえなかった」とあるが、それはなぜか。文章全体から考えて答えなさ
い。
1.食べた後で体重を計ったから。
2.目に見えない物の計算ができなかったから。
3.彼の計算に間違いがたくさんあったから。
4.彼はあまり汗をかかなかったから。
問題Ⅱ次の文章を読んで、後の問いに答えなさい、答えは、1、2、3、4から最も適当なものを一つ選び
なさい。
おじさんの中学生のときはどうだったろう。
いたずら好きのAと仲良しだったときがある。野球のうまいBや、頭のいいCや、家が貧しいけれどマジメなD
と仲良しだったときもある。でも、クラスが変わるたびに友だちが変わっていき、①中学の三年間を通じて一人
の友だちと深くつきあうことはなかった。Dとは夏休みにいっしょにアルバイトをやったりして「親友」みたいだった
のに、いつの間にかつきあわなくなっている。
②これは、だれでもそうじゃないかと思うんだ。友だちは変わってゆく。その場かぎりのつきあいといえばいえな
くはないけど、自分の求めているものが変わってゆくから、③相手を自然に変えてゆくのだと思う。
おじさんの場合、いたずら好きのAと仲良しだったときは、おじさんもいたずらがしたかった。いたずらをして気
持ちがスカッとすることを求めていた。でも、いたずらではほんとうに気持ちがスカッとしないことにやがて気づいて、
Aとつきあわなくなった。BやCやDについても、そのときどきにおじさんが求めていたものを、彼らがあたえてくれ
たんだね。意識したわけじゃないけど、そのときの自分の益のなる相手を求めて、つきあう相手がおのずと変わ
っていったのだと思う。だからといって、④こうした相手を「友だち」と呼べないかというと、そうではないんだね。
利己的のようだけれど、「友だち」というのは自分に「益」になる相手のことなんだ。その相手とつきあうことで
自分が「得」をする。しかし、その「益」なり「得」なりの中身が問題なんだね。(中略)
たった一度しかあわなくても、その影響が人生にすばらしく作用すれば、⑤これは立派な「友だち」だ。実
際には会わなくたって、たとえばその人のことをテレビで観たり本で読んだりしただけで、すばらしい影響を受け
たら、これは「友だち」なんだね。
もっとも実際に会わなければ、厳密には「友だち」とはいえないけれど、生きるうえで心に影響を受ける相
手とはそう何人も出会えるものではないことも、おじさんの経験からいえる。
しかし、⑥君自身がそれを求める心構えでいなかったら、中学生のときはおろか、一生「友だち」には出会
えないだろう。
(佐江隶一「けんかの仕方教えます」岩波書店による)
問(1)①「中学の三年間を通じて一人の友だちを深くつきあうことはなかった」とあるが、それはなぜか。
1.野球がきらいだったから。
2.夏休みにアルバイトをしたから。
3.よくけんかをしたから。
4.求めるものが変わったから。
問(2)②「これ」は何を指しているか。
1.夏休みにアルバイトをすること
2.いたずらが好きなこと
3.友だちが変わること
4.友達が多いこと
問(3)だれが③「相手を自然に変えてゆく」のか。
1.だれか2.だれでも3.友だち4.親友
問(4)④「こうした相手」とはこの場合どんな相手のことか。
1.いつも自分の利益になる相手
2.中学時代に自分の利益になる相手
3.そのときどきに自分の利益になる相手
4.大人になってからも自分の利益になる相手
問(5)⑤「これは立派な『友だち』だ」とあるが、この場合どんな意味か。
1.友たちになったほうがよい
2.友だちといってよい
3.友だちといってはいけない
4.友だちにならなくてもよい
問(6)⑥「君」とはだれのことを考えられるか。
1.中学生たち
2.中学生の親たち
3.筆者の昔の友だち
4.おじさんの友だちだった
問(7)この文章に出てくる「おじさん」とはだれのことか。
1.筆者自身2.筆者のおじ3.中年の男性4.友だちのおじ
問(8)結論として筆者はどんな「友だち」を求めるべきだと言っているか。
1.その場かぎりの友だち
2.長くつきあっていける友だち
3.経験的に助けてくれる友だち
4.人生に影響をあたえてくれる友だち
問題Ⅲ次の(1)~(7)の文章を読んで、それぞれの問いに対する最も適当な答えを1、2、3、4から一つ選
びなさい。
(1)拝啓新緑の候皆様お変わりなくおすごしのことと存じます。このたび、18年間すみなれた北九州市
より、京都の郊外にこしてまいりました。近くにはまだ田園風景も残っており、散歩には最適なところでござい
ます。京都にご旅行のせつはどうぞお立ちよりくださいますよう。
敬具
5月6日
高橋俊夫
山田正雄様
問いこの手紙はどんな手紙か。
1.招待状
2.引越しのあいさつ状
3.お礼の手紙
4.旅行先からの手紙
(2)ポケットに本を一冊入れて旅に出る、野原を歩く、町のどこかにすわって読む、というのはたのしいことだ。
十代なかばだったが、一冊の長篇小説をしゃがんだまま読んでしまったことがあり、目をあげた時に日の光が
かわっていたことを思いだす。私にとって一つの幸福だった。
(鶴見俊輔「たくま日本文化全集」広告による)
問い「日の光が変わっていた」というのはどんな意味を持っているか。
1.知らない所にいった
2.目が痛くなった
3.遠くまで歩いた
4.長い時間がたった
(3)ある雑誌を眺めていたら、近頃の中学生や高校生の女の子は自分のことを僕と呼ぶと言う記事が載っ
ていた。実に、私も自分のことを僕と呼ぶひとりだ。もう高校生でもないのにちょっと恥ずかしい。目上の人の
前では注意深く、「私」または「あたし」を使っているが、自分の言葉に熱中してしまうと、つい「僕」と言ってし
まい顔が赤くなる。
(中沢けい「風のことば海の記憶」冬樹社による)
問いこの文章から、筆者について考えられることは次のどれか。
1.男性である
2.女性である
3.中学生である
4.高校生である
(4)土曜日の午後。玄関のブザーが鳴った。妻も娘も台所で何かやっている。「出るよ。」と声をかけた。
ドアの向こうに郵便配達員が立っていた。
「どなただったの。」台所から妻の声。「ん。小包だ。いなかのおばあちゃんからだ…。」
問いだれがだれに「出るよ。」と声をかけたのか。
1.筆者が郵便配達員に
2.妻が筆者に
3.筆者が妻と娘に
4.おばあちゃんが筆者に
(5)生まれたばかりの赤ちゃんには、文化の違いや国籍による違いは見られない。日本で生まれた赤ちゃん
も、アメリカで生まれた赤ちゃんも、アメリカやアジアの諸国で生まれた赤ちゃんも、最初はみんな同じである。
たとえ、皮膚の色に違いがあったとしても、その行動様式に大きな違いは見られない。
(a)、その後数年たつとそれぞれの文化のなかで育った子供たちは、それぞれの文化に特徴的な様
相を示すようになる。食事の仕方、睡眠のとり方、遊び方といったことから、考え方にも違いが現れる。
(福富『「らしさ」の心理学』講談社による)
問い(a)の中に入ることばとして、どれが最も適当か。
1.しかしながら
2.そういえば
3.このように
4.したがって
(6)日本人が生の野菜を料理として食べるようになったのは、第2次世界大戦後のことで、そんなに昔のこ
とではない。長い間、日本人が食べてきた野菜料理といえば、煮たり焼いたりしたものや、あるいは漬物であ
った。日本が開国し、明治時代になってから、肉食の習慣とともにいろいろな種類の野菜が入ってきた。それ
でも、そのころのサラダはジャガイモをゆでてつぶしたものが主で、今とはずいぶん違っていたようだ。
問い「そのころ」というのはいつごろのことか。
1.肉食の習慣が入ってくる前
2.開国する前
3.第2次世界大戦後になってから
4.明治時代になってから
(7)20歳以上の男女に朝の目覚め方について聞いたNHKの「生活時間意向調査」によれば、「目覚まし
時計で起きる」がやく2割、「自然に目を覚ます」が7割弱、「家の人に起きされる」が1割弱でした。特に、
女性の20代、30代では「目覚まし時計で起きる」人が多く、それぞれ4割強の人が目覚めまし時計の愛
好者という結果。同じ年代の男性の3割近くが「家の人に起こされる」のに対して、女性の場合はグッと少な
く、20代でも8%、30代になるとわずか3%でした。
(「統計よもやま話の本」大蔵省印刷局による)
問い30代の女性で目覚めまし時計で起きる人は何%ぐらいか。
1.約40%2.約30%3.約20%4.約3%
問題Ⅴ次の分のにはどんなことばを入れたらよいか、最も適当なものを1、2、3、4から一つ選びなさ
い。
(1)今日十日間も雨が降り続いている。
1.の2.が3.から4.で
(2)彼が昨日来たのおどろいてしまった。
1.には2.から3.では4.とは
(3)あなたの言ったことは、ある意味正しいと思います
1.のに2.なんか3.では4.など
(4)遠くからもよく見える、字を大きく書いてください。
1.ように2.ために3.だけに4.ばかりに
(5)行きたくないはないんですが、今日は、時間がないんです。
1.ほう2.もの3.よう4.こと
(6)先生がていねいにご説明ので、私もよくわかりました。
1.いただいた2.くださった3.いたした4.さしあげた
(7)自分の傘は人に貸してしまった、私はしかたなく、ぬれて帰った。
1.だけあって2.ためか3.ものだから4.からして
(8)不思議な、会社をやめたら、よく眠れるようになった。
1.ことに2.せいで3.ものから4.ばかりに
(9)この本を読む、彼のことを思い出す。
1.とおりに2.たびに3.からして4.ように
(10)毎年カエルの声を聞くころになると、ふるさとを思い出さずには。
1.いられない2.なりえない3.おわらない4.とまらまい
(11)弟は、酒が飲めないぜんぜん飲めないわけではない。
1.としたら2.どころか3.といっても4.というより
(12)雑誌に店の名前が出た、客がたくさん来るようになった。
1.くせに2.おかげで3.うえで4.ためで
(13)子ども知っているようなことを大人の私が知らなかったのは、恥ずかしい。
1.なら2.だから3.だけが4.でさえ
(14)この文章は漢字の間違いが多い文法の間違いも多いので、何が言いたいのかよくわからない。
1.うえに2.ものの3.わりに4.うちに
(15)あそこにいる人、昨日会社に来た人気がするけど……。
1.らしく2.みたいで3.そうな4.のような
(16)「佐藤さんは昨日来たかなあ。」
「さあ、ないかと思うけど。」
1.来たじゃ2.来たんじゃ3.来るじゃ4.来るんじゃ
(17)「中村さん。ずいぶん年とったわね。」
「うん、でも、自分じゃまだまだ若いでいるよ。」
1.まま2.はず3.つもり4.よう
(18)「あの人は、頭がいいし、スポーツもよくできるね。」
「僕は彼のことがうらやましくてんですよ。」
1.しかたがない2.ちがいない3.やむをえない4.限りがない
(19)「上田先生は何もおっしゃいませんでしたね。」
「ええ、上田先生めずらしいことでしたね。」
1.にしては2.とみえて3.につけても4.とともに
(20)人にけがをさせてから、いくら謝った、どうすることもできません。
1.にかかわらず2.ものでも3.ことには4.ところで
(21)近年、男性女性、車を運転する人が増えている。
1.にとどまらず2.を問わず3.にしろ4.ばかりか
(22)暴力行為は、どんな理由があっても絶対に許すではない。
1.ばかり2.よう3.はず4.べき
(23)女性の管理職が増えたといわれているが、まだほんの1割程度。
1.に限りない2.にすぎない3.に達している4.に及んでいる
(24)もし、私の言ったことに何か失礼があった、深くおわびします。
1.につけ2.にせよ3.としたら4.としても
(25)A市の人口はB市の人口の約2倍12万8千人である。
1.に対する2.にあたる3.における4.に及ぼす
(26)この国の経済、今後も注目していく必要がある。
1.にあたっては2.にかけては3.に関しては4.に際しては
(27)この計算は、コンピューターの発達はじめて可能となった。
1.として2.について3.となって4.によって
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